魯山人
2010 年 2 月 14 日 日曜日日曜美術館というテレビ番組で「北大路魯山人」の特集を観ました。
絶筆の書が 「聴雪」 ただ流れている時間に耳を澄ますということ。
あるがままの事象をそれ自体としてただ見ること。
素晴らしい書だと思いました。
私もこのような境地に到達できるのでしょうか。
私は、じっと印刷機が回る音を聴いてお金を稼いでいます。
日曜美術館というテレビ番組で「北大路魯山人」の特集を観ました。
絶筆の書が 「聴雪」 ただ流れている時間に耳を澄ますということ。
あるがままの事象をそれ自体としてただ見ること。
素晴らしい書だと思いました。
私もこのような境地に到達できるのでしょうか。
私は、じっと印刷機が回る音を聴いてお金を稼いでいます。
昨日はぶらぶらと三河島を探索。目当ては自転車屋の「レベル」
競輪選手たちのオーダーメイドの自転車を作っている工房。
社長はお客さんと打ち合わせ中。
陳列してある自転車を見ながら聞くともなしに聞いていると、
何でも正直に値段も含めてきちんと説明しています。
またその値段もびっくりするぐらい安い。オーダーメイドとは思えないような
値段です。ここはいいですね。間違いないです。
もうずっと自転車一本でいくつもりなら、ここで体に合った自転車組み立てて
しまうのもいいと思います。カーボンのフレームに最初はシマノの安い部品を
着けていて、少しずつカンパのケンタウルなどの部品をつけていけば
結構お洒落でかっこいい自分だけの自転車が出来上がります。
その後、銭湯の「帝国湯」。
右端の一番、熱いのが48度。
1分と入っていることができませんでした。
3回で胸から下が真っ赤っかの紅白のタコ社長の出来あがり。
デザイナーのこうの君の発案で、
パンフレットの表紙に私の手の写真を使いました。
手仕事、熟練工の技の道具としての手をモチーフにして。
普通のカラー写真をグレイスケールにしてHDRで陰影を少し協調
したものにしました。
しかし我ながら、あまりにも汚い。しわくちゃでシミ、アバターだらけで
少し恥ずかしいです。意図はわかります。歩んで来たそのままの時間を
刻み込んだしるしとしての手。必死で何かを掴もうと闘った手だったら
皺だらけだろうが、一本ぐらいかけようが自信を持つこともできるんでしょうが、
今の私には、まだ無理です。
で結局、若い枝光君の手に変更してもらいました。
しおりの紐つけ。
芸術新潮、小村雪岱の特集で泉鏡花の墓の意匠を担った話が
あったのでちょっと見学。情念をスパッと切り落したセンスが潔い。
セッタイいいですね。 雑司ヶ谷霊園。
42階建て。サンシャインの隣にあっていつもセットで見ています。
一つ一つの明かりが灯っていくのが温かい。
少年サッカーとお父さん、お母さん達。
空を風と雲が暴れまわっています。
とても寒くて冷たい土曜日です。