シルバーウィーク。明日は新台搬入。

2009 年 9 月 19 日 土曜日

今日は自転車通勤。久しぶり(7月以来)の自転車です。

やはり風を切るスピード感はウォーキングにない爽快感です。

先月から徒歩通勤でバイクは封印していたのですが、

朝の行楽渋滞のニュースを見ていると少しうらやましくて

私もちょっとだけワクワクしたくて、いそいそとタイヤに空気を

入れてしまいました。

いよいよ明日は、新しい印刷機の搬入です。

よく考えたらこっちのほうがはるかに大きいドキドキ、ワクワクでした。

来月からFMスクリーン印刷(20μ)も始めます。

FMスクリーニング。あまり聞きなれない言葉かも知れません。

オフセット印刷ではご入稿されたデータを小さな網点に置き換えて

印刷します。その網点の配列パターンにAMスクリーニングと

FMスクリーニングの2種類があります。

AMスクリーニング(Amplitude Modulation:振幅変調)のほうは、

網点が等間隔に配置されていて、その大小によって画像の濃淡を

表現します。チラシやパンフレット等ほとんどの印刷物は、175線(L)の

AMスクリーンで印刷されています。イニュニックでも6月までは、175線の

AMスクリーンで印刷しておりましたが、7月より高精細の300線のAMスクリーン

での印刷サービス(標準)を始めました。従来の175線では、気になっていた

「ロゼッタパターン」が見えなくなり、滑らかさが重要な肌の質感や高級品

カタログなどで効果が発揮されます。

FMスクリーニング(Frequency Modulation:周波数変調)。

一定サイズの微小なドットが疑似ランダムに配置されていて、その密度によって

画像の濃淡が表現されます。最も大きなメリットは、彩度の向上と色再現域の

広がりです。金属、自転車、宝石、屋外風景など、色の鮮やかさが要求される

印刷に適します。精細さはAMスクリーンの500線ぐらいに相当します。

普通のテレビがハイビジョンになり、デジタル1眼レフカメラは、2000万画素を

超えてしまいました。印刷も写真プリントのように滑らかな高精細印刷が標準に

なっていくのではないかと思います。

今日は、ちょっと真面目なお仕事の話でした。

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