弘前 三浦酒造 ビキニ娘

2008 年 7 月 20 日 日曜日

冬のモヒカン娘、夏のビキニ娘。

ラベルと名前が紛い物臭くて、味はテキトウな雰囲気がしますが、私が、今一番おいしいと思っている酒です。

うまみと香りがあって淡麗で切れがあります。

マチダヤの木村社長いわく、淡麗旨口。

十四代や、礒自慢などうますぎて、一杯、二杯で飽きてしまう。

ビキニ娘は、飽きません。飽きるわけがない、ビキニ娘ですから。

なぜビキニ娘なのか、サイダーみたいにピチピチしている。若くて元気がいい。

フルーツの香りと生酒の荒々しさが渾然一体となって、口の中を踊りだす。

旨いとかおいしいを超えて、楽しくなる味です。ビキニ娘の名前については、私の勝手な想像です。

これを醸しているのが三浦酒造さん。ビキニの大ファンなんですと誉めそやして場内を見学させて貰いました。

「豊盃」が表看板のおいしい酒を造っていらっしゃいます。

「豊盃」で検索したらたくさんのブログがあります。

杜氏の三浦兄弟の弟さんと6代目。夏は酒造りは、お休みとの事。

弟さんに案内してもらいました。

これは精米機。40%まで精米するのに丸々3日かかるそうです。

これは酒米を蒸す窯です。直径2mぐらいあります。

この上にせいろを置いて蒸します。

これは麹室。入っても構わない様に大きく入口をあけてくれましたが、私のような雑菌だらけの者が汚してしまうと壊滅的に駄目にしてしまう感じがしました。

外から、パチリ。

こ奴らが満々と酒を醸す酒樽です。昭和30年代ぐらいから木の酒樽から琺瑯びきのタンクになったそうです。

酒搾り機。ビキニ娘がタラーり、タラーり。ガマの油のように搾りだします。

酒のラベル貼り機。イタリア製。

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