ジェイムズ・クラムリー

2007 年 12 月 26 日 水曜日

ジェイムズ・クラムリーの新作。「正当なる狂気」

ジュンク堂3階の外国ミステリー作家の棚に何年足を運んだことでしょう。ついに出た。私の敬愛する作家です。チャンドラーより好きです。あまりにも待ったので読むのが惜しくなって、少し知らん顔しています。でも我慢できなくて、あとがき読んでしまった。そしたら、大変な惨劇が書かれていると書いてある。それを読んで今度は、読む気がなくなり始めてしまいました。私は、趣味が変わってしまったようです。待ってる間に時代の空気も、変わってしまいました。エンターテイメントとして、惨劇や暴力がカタルシスにならない状況というのは、疲弊が根深いのか・・・・・。私たちの進化と成熟の証だと思いたいものです。

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