先週こっそり付けておいた壁時計

2007 年 7 月 5 日 木曜日

初めは、眼鏡をおでこに擦り上げて、目を細めて見ています。次には、目をしっかりこすって、眼鏡をかけて見直します。何回やっても二重にダブった時計は、一つに戻りません。 そんな荒川さんを、斜め後ろから偶然見ていました。

そのうち、怯えたように振り向いて「社長、これどうしても、時計が二つ見えるんだけど…。」可笑しさを堪えながら「二つですよ。」と答えると、少しムッとしたように、 「なんで、二つも付けるとですかぁ…。」 「いや、忙しくて時間が足りないから、二つあったら倍になるしぃ…。それに、ゴニョ、ゴニョ、ゴ…。」

「時計ば、何個増やしても、人間ば増やさんと時間が足りんのは、直らんとですよ!。」

「いや、あの、まっ、それはそうなんだけど…。ゴニョ、ゴニョ、ゴニョ…。」

少し興奮すると、九州弁が出てくる諫早出身の荒川さんです。

上へ