【り】から始まる用語一覧

リーフレット

宣伝・案内・お知らせなどのために、1枚の紙に刷られた印刷物を意味する英単語。
上記以外にも、若葉、小さい葉、小葉(複葉の一片)などの意味もあります。
使用する紙としては、やや厚め(110K位)のマットコート紙やコート紙が多く、
また、2つ折りや、巻三つ折り、Z折り、観音折りなどの折り加工を施す場合が多い。
混同しがちなものに、「パンフレット(pamphlet)」がある。
パンフレットもリーフレットと同じく、宣伝や案内等を目的として作られた印刷物を指すものだが、
こちらは複数ページあり、かつ簡易的に綴じられた小冊子を指す。
また、同じく似たようなものに「フライヤー(flyer)」がある。
フライヤーは、リーフレットの一種で、主に宣伝広告や告知を目的としたA4サイズ以下のちらしやビラを指す。

リトグラフ

版画の一種で、平版画にあたる。
水と油の反発作用を利用した版種で、描写したものがそのまま版になり紙に印刷できることが特徴。
ドイツ出身のアロイス・ゼネフェルダーが偶然から原理を発見し研究を重ね、1798年に発明した。
当初は巨大な石に描いていたことから、石版画とも呼ばれる。
現在はアルミ板を用いるのが主流。
語源はギリシャ語で石を意味するlithosから。
オフセット印刷は、この平版の原理を応用したものになります。

輪転機

印刷機械の一種で、印刷速度が速いのが特徴。主に新聞や、大量部数を発行する雑誌の印刷に使われます。
円筒状の版を用い、円筒形の圧胴によって紙を押しつける構造の印刷機を指します。
ちなみに平らな版を用い、平らな圧盤で加圧する印刷機を平圧式印刷機、
平らな版を用い、円筒形の圧胴で加圧する印刷機を円圧式印刷機といいます。
また、凸版、オフセット印刷、グラビア印刷の各印刷方式にそれぞれ輪転機があります。
枚葉紙を使うものもありますが、巻取紙を使って連続的に印刷するものだけを指す傾向が強いです。