『原民喜童話集』について

-

詩人/小説家・原民喜が遺した
童話作品7篇に、
全集未収録詩篇1篇を加えた
初めての〈童話集〉と、
蜂飼耳/竹原陽子/須藤岳史/
田中美穂らによるエッセイ、
また、民喜の甥・原時彦氏への
取材を含む外間隆史による
エッセイと挿画を収録した
別巻『毬』との2冊組。

-

こんなにも澄みきった童話が
この国にあったことを、
次世代の子どもたちに
伝えたい想いから、
敢えてこの時代に編んだ、
大人にも子どもにも読んで欲しい
純童話集です。

-

〈著者紹介〉

原民喜(はら・たみき)1905-1951

詩人・小説家。
広島での被爆体験をもとに著した
『夏の花』が代表作と言われているが、
詩作/小説/童話といった創作文芸に
きわめて純度の高い真骨頂が現れる。
近年相次いで刊行された
『原民喜全詩集』(岩波文庫)、
『幼年画』(瀬戸内人)などで
再評価の機運が高まっている。

蜂飼耳(はちかい・みみ)

1974年生れ。詩人・作家。
主な著書に『現代詩文庫 蜂飼耳詩集』
『顔を洗う水』(ともに思潮社)
『おいしそうな草』(岩波書店)
『空席日誌』(毎日新聞社)など多数。

竹原陽子(たけはら・ようこ)

1976年生れ。原民喜文学研究者。
文芸誌『三田文學』などに寄稿。
『原民喜全詩集』(前出)収録の年譜を編纂。

須藤岳史(すどう・たけし)

1977年生れ。音楽家・古楽演奏家。
オランダ・ハーグ在住。
『望星』『三田文學』『現代詩手帖』などに寄稿。

田中美穂(たなか・みほ)

1972年生れ。エッセイスト
倉敷『蟲文庫』店主。
主な著書に
『わたしの小さな古本屋』(ちくま文庫)、
『苔とあるく』『亀のひみつ』『星とくらす』
(ともにWAVE出版)などがある。

外間隆史(そとま・たかふみ)

1962年生れ。編集者・音楽家。
永らく音楽プロデューサーとして活動後、
映像ディレクター、グラフィックデザインなど
活動は多岐にわたる。
現在『未明編集室』代表。