エリック・ホッファー自伝
2018 年 12 月 12 日 水曜日季節労働者、沖仲仕、独学で哲学者。明るくて聡明で勤勉。純粋な思索の
人。アカデミズムの王道を歩く人は、底辺生活者を知らないからこのよう
な境涯を驚くのでしょうが、とんでもない力を持っている人がいます。力
が有りすぎて楽して儲けようと云う気が全然ないのです。自分の能力を自
在に動かすことが面白くてしょうがない人。勿論、色々な不具合を持ちす
ぎている人もいる。とんでもない事を実行する人もいます。外からは見え
ない様々な要因にそれぞれ支配されています。だからこそ生きることが切
実なのだと思います。エリックさんは、そんな切実な人々と一緒に居たか
ったのだと思います。そのような人々にこそ門は開かれている。