スリー・ビルボード

2018 年 2 月 5 日 月曜日

土曜日 新宿

金曜日の朝、この「スリー・ビルボード」と「デトロイト」をテレビで紹介して

いたので週末見てきました。両方ともアメリカ東部、ミシガン州とミズーリ州の

話。ミズーリはとても保守的な人が住んでいるのか、アメリカを体現している

州なのでしょうか、日本で戦後調印式が在ったりしたのもミズーリ号だった

りします。日本の護衛艦「出雲」もそれなりの名です。出雲が保守主義者の

町だというわけではありませんが。3枚の看板と云う題名。昔、グーグルの

広告で看板作戦をイニュニックもやっていました。10年ぐらい前は、ウエブ

サイトに広告を出してもクリックされないと課金されないので、クリックされ

そうにない、言葉とイニュニックと云う会社名だけをやたらと表示されるように

設定して、「イニュニック」と云う会社名だけを覚えてもらうような事をやって

いました。当時のイニュニックの実力やサービスを考えたら、そこらあたりで

OKと云う感じでした。この映画の「スリービルボード」は勿論そんなレベル

ではありません。具体的な行動を促す挑発です。脚本がとても良いです。

吃驚するぐらいそれぞれが少しだけづつずれています。それで少し変な

所へ向かっていきます。これ絶対、何の情報も入れないで観に行くべき

です。最初「プライド」の話かと思いました。次に「ゆるし」かなと思いました。

そして最後に「諦め」かなとも思いました。でも最後に訳の分からない処へ

向かう二人の道行でいきなり映画は終わります。あー、これはアメリカと

云う国の話だなと思いました。差別、暴力、保守主義、家族、独立主義

誇り、プライド、国の成り立ちからの習慣、マッチョ主義、戦争による心の

壊れ等々。全体にアメリカの壊れたところ、良い所、ピューリタンなど、

ごった煮の様にちりばめられている。現在進行形のアメリカの病理という

解釈では少し物足りないけど、久々に良い映画だなと思いました。

イギリス人の脚本家だから見えるんでしょうね。しかしこんなちょっと

狂った国に占領されている我々は、呑気に笑っている場合では、

ありませんけどね。

 

 

映画 デトロイト

2018 年 2 月 5 日 月曜日

日曜日、池袋。

1967年、デトロイトで起きた暴動。その中の一部、人種差別警官に

よる黒人容疑者に対する暴力と殺人の事件にまつわる取り調べ、

裁判、無罪判決までの克明なストーリー。50年たってもあまり

変わらないアメリカ。へぇー、これがアカデミー賞?と云うのが感想。

ヘイトの警官の親分格がいかにも弱弱しくて、狡そうで、その役回りで

生きて行くしかない処世術があまりにもリアルで中々良かった。ほんとに

憎らしげでグット。

 

 

 

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