アスファルトの上で天に向かって手足を震わせていた
虫の息のアブラ蝉。指を持っていくと必死にしがみ付いて
来ました。せめて涼しい所でと事務所に運んでいると
指先に鋭い痛み。間違えて口吻を差し込んでいるようです。
この強烈な痛みの中に私と蝉との命の交感が轟いた。
蝉君からの贈り物、命のバトンです。
・・・・・・・・・・・熱があるみたいです。
ここまで書いて、アップしようとしたところで、詩人の
清水さんの手紙が到着。
「つくつくおーしであふれんばかりの八丈です。八丈はセミは
つくつくおーししかいないのです。」と手紙の書き出し。
全ては繋がり、あらゆるものが交歓している。