1Q84 読了
2009 年 6 月 16 日 火曜日やっとこさ読み終わりました。
いきなり青豆のキャラクターに違和感を覚えてしまいのめり込めなかった。
どのように解釈したらええんかよう解りまへん。
みんなもルイス・ブニュエルの「皆殺しの天使}状態に陥ってるような感じがします。
やっぱし「阿Q正伝」的な読み方をするんがまともなのかなと思いますが、いまいち辻褄が合わない。
ジョージ・オーウェルも魯迅も実存主義的な人であります。
非難しようが抱きしめようがそこには確固たる愛があった。
でも今回の作品は、明らかに今までと違うように思います。
その小説の中にある言葉が出てきたらそれは具体的に使われなくてはならない。結構しつこく、繰り返されています。
打たれた布石は使われなくてはいけない。
そういった意味では、まだ始まりにすぎないようですから、続きを読んでからと云う事で。