子供に国境はありません。

2009 年 5 月 1 日 金曜日

国境とは、大人のそろばん勘定で線引きされるもので、子どもは、国の経済活動とは関係ないのですが、悲しいかなその経済理由の所以ゆえに国境をかたちづくる経済的システムに組み込まれていきます。

子供や孫と遠い異国の子供たちとの違いにどれほどの違いがあるのかどうか己の遺伝子だけに意味または価値があるように思われますが冷静に大きな視点に立てばそこにはたいして差があるわけでもないんです。

縁故も好悪も関係なしに子供を見た時にすべて押し並べて愛おしく愛くるしい。

今日、新宿に打ち合わせに出たついでに「国境なき子どもたち」の写真展に寄らせてもらいました。

写真の中に懐かしい悲しみを見ていました。6歳の時に亡くなった姉の姿。

こんなにも貧乏じゃなかったけど、そこに姉が写っていたように思ってしまいました。

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