2007 年 8 月 27 日 月曜日

「あのなぁ、あのなぁ、ここだけの話やねんけどなぁ、あのカメラの男おるやろぅ。あいつなぁ、隣町でなぁ、猫集めて、ものごっつぅー悪い事しやはってたみたいやでぇー。気ぃつけやー。」

「へぇー、何やのん、そのものごっつぅー悪い事て。」

「まぁー、そのぅー、いわゆる洗脳ゆうやっちゃ。表向きはナ、グローバリズムたらゆうてな、わしらのくらしむきをもうちょっとようしたるゆう名目でな、礼儀とか作法とかいろいろさせるんやけどな、まっ、ハッキリゆうたら、ユニバーサルレベルでの消費システムの中に、家畜としてワシらーを組み込もうゆう魂胆やがなぁ。」

「へぇー、何やようわからんけど、不自由なんは、かなんなぁー。」

「隣町へ行ってみぃー。どの猫もこの猫もみんな、土下座してんねんでぇー。」

「それって、あんたが今してんのが土下座ゆうのんちゃうのん。」

「いや、まあー、そのあの。アホゥ、基本的に心持が違うがなぁー。」

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